ルパン3世 カリオストロの城

TVで2度見ました。面白かった記憶はあります。世間も色めき立ってた様に思いますし。

しかし、私は当時からマモー派でした。

面白くないといっているのではありません。

コレを書くに当たって改めて思うのですが、宮崎はルパンという絶好のコンテンツを使い、

勝手に自分のやりたい事をやったのです。第一、ルパンのジャケットが緑色い。

・・・そんなことよりも、根本的に違うんですよ。

ラストシーンでルパンは、クラリスを抱きしめようとして必死に思いとどまりましたね。

それって設定上おかしいと思うんです。ルパンは泥棒です。

人様の物を盗んで奪って生きている悪党なんですよ。

それを爽やかなヒーローの様に描いてしまうのは、

アムロ・レイをスケベで熱血な正義感溢れる少年のように描くのと似ている気がするんですね。

「やいやーい!シャァ!いーくらザクを赤く塗ったって、こーのガンダムには通用しないぜ!

喰らえっ!ビィーム・サーベェールッ!」

これはこれで面白そうですけど、違うでしょ?

ということで「元の設定を無視した」「人の褌で相撲をとった」、穿った見方をすれば「泥棒行為」

これが絶対的に気に入らない理由です。

 

 

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